top of page
教会図書
「日本の使徒 トマス・ウイン
伝改訂4版」中沢正七編(日本語版)
「Thomas Clay Winn」(英語版)
「北陸のキリスト教」-高山右近から亜武巣マーガレットまで-
トマス・ウインはアメリカ北長老教会宣教師でS.R.ブラウンの甥。1877年妻と共に来日し、79年に石川県中等師範学校教師として金沢に赴任。妨害と迫害の嵐の中で北陸伝道の端緒を開き、81年に金沢教会を設立。殿町教会(今の金沢元町教会)、富山講義所(今の富山鹿島町教会)が相次いで設立された。その後大阪で、さらに日本基督教団日本基督教会の満州伝道に従事。1923年に伝道生活を退いたが30年金沢教会での礼拝中急逝した。伝記は少青年時代、北陸伝道、大阪伝道、満州伝道、隠退後の先生、聖者の風格と続く。
最後の説教の遺稿が付録に付いている。
この度、京都精華大学教授 呉宏明先生に
よって「日本の使徒 トマス・ウイン伝」
中沢正七編が英訳された。
ウイン夫妻は仏教の根強い金沢および北陸地方にはじめてプロテスタントのキリスト教を根付かせた。金沢における19年間の宣教活動と並んで、教育活動、社会事業、および西洋文化の紹介等北陸地方において大きな足跡を残している。また大阪・満州における活動もこの書に詳しく記されている。英訳版には、ウイン先生の孫の序文がついている。
「近世北陸のキリシタン」(高山右近、加賀藩配流の浦上キリシタンなど)、「近代北陸のキリスト教教会」(日本基督教会・日本メソジスト教会・カトリック教会その他の設立)、「近代北陸のキリスト教教育」(北陸学院・キリスト教幼稚園などの開設)、「近代北陸のキリスト教社会福祉」(ウィン孤児院・聖霊病院などの開始)など、初めてまとめられた北陸のキリスト教史。著者は金沢教会長老・北陸学院短大非常勤講師[梅書房刊]
bottom of page