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Man Reaching Star

​青年学生会

学生から社会人まで、若い人が中心になって一緒に聖書を読んだり日頃

考えていることを話し合ったりしています。春はお花見に行ったり

クリスマスにはキャロルの練習をしたり楽しくみんなで集まっています。

「これからの伝道」 金沢教会修養会  青年の発題 

 思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。

                                                                                                                                             ペトロの手紙一5章7節

 1.弱い私を召して下さる神様

 この聖書の御言葉は、私が辛い時にとても慰められ励まされた神様の御言葉です。私は、病気のためにこれまで3回入院と手術を受け辛い思いを経験しました。入院中、コロナ感染症のため、家族にも教会の人たちにも会うことができなかったことは、とても辛いことでした。

     一人で、この病気はどうなってしまうの、自分はどうなってしまうの、不安な気持ちでいっぱいになりました。病気の痛み以上に、不安に埋め尽くされ、神様を信じさせなくするサタンの苦しみの方が身体中にとても痛く響いてきました。

 手術の日、手術台に乗って横になりながら神様の御言葉が思い浮かびました。

「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるから」

 一人ぼっちと思っていても、神様は、いつも共にいて下さり、全てをご覧になってしっかりとお守り下さっている、そのことを思い出しました。そして、手術の大きな針が刺さる瞬間、教会のお一人お一人の顔が浮かび、教会からのお手紙、お祈りを思い出しました。家族との毎日のお祈りや、教会の人たちから愛されていることを思い出して、神様の温もりの中で、痛みをこらえる勇気が与えられました。

 苦しみの経験はとっても辛いです。けれど、苦しみを通して自分の弱さを知り、私一人では決して生きていくことができない。だから助けて下さる方々を心から大切にしたいという気持ちになりました。

 苦しみを通して、神様に新しく出会い直しているような、心の奥がくすぐったくなるような本当の幸せを味わいました。

 教会のお祈りがなかったら、きっと、もっと不安で病気を治す勇気も生まれなかったと思います。助け合って、祈り合える大きい素敵な家族があることにいつも感動して心から感謝しています。

 

 先日、行われました東京神学大学での「日本伝道を担う青年の集い」では、私が試練の時、教会の方々が心にかけてお祈りして下さり、私は弱い時にこそ優しく、強くなることができ感謝していることをお話しました。青年の方々も頷いて聞いて下さり、教会の大切さを分かち合うことができました。

 私たち青年は、神様と教会から愛された温もりをお返しするようにして、若い力と賜物を用いて明るく、楽しく伝道していきたいと思いました。

 病気を患っていても誠実に幸せそうに伝道する母を見ていると、神様の不思議な御業に感動し、神様を尊敬します。私も身体が丈夫ではありませんが、神様が召して下さるのでしたら、喜んで神様にお応えしたいと思います。

 そして、苦しい時に祈ってもらったように、苦しんでいる人のためにお祈りして、たくさん愛されたように人を愛して、神様の愛をうつしだすように伝道していきたいと心から思っています。

 

     2.生きる理由、命の土台があるので、未来に向かって安心して生きていくことができます。

 友人から進路や将来についての悩みを聴くと、世間の評価が気になり自分の命が何のためにあるのか分からなくて、苦しくなるという話を聞きます。私も、世間の声に流されて周りの人からの評価しか考えられなくなり、将来への不安がわき上がってしまう時があります。けれど、礼拝を通して神様に立ち帰り、母との会話を通して、神様の慈しみの眼差しの中で生き、神様の評価が最も大切ということを思い出してとても安心します。

 命をお捧げ下さるほどのイエス様の愛が、私たちの命の土台にあることも思い出します。けれど、私は、おっちょこちょいで、そのことをすぐ忘れてしまいます。何回聞いても初めて聴いたように目が覚まされます。私と同じように、揺れながら生きている人たち、青年たちが多くいらっしゃると思います。

 私が中学の時に読んだジェーンエアの好きな言葉があります。

「angels see our tortures, and God waits only the separation of spirit from flesh to crown us with a full reward.」

 この内容は「苦しみで揺れながら生きている私たちを、神様と天使たちがお守り下さり、天国では、私たちが思ってもいなかった、想像以上の祝福の冠を授けてくださる」ということです。

 私は、神様が全てをご覧になっておられ、祝福の冠へと導いて下さっていますから、苦しみで揺れる心に寄り添うように、少しでも不安が和らげられるように伝道をしたいと思います。

 

     3.イエス・キリストの素敵な香りを広げるような生き方で伝道したいです。

 友人が悩んでいる時、隣人が困っている時、どんな風に声をかけたらいいのか、どのように行動したらいいのか分からなくなる時があります。そんな時、教会の方々が、私が苦しんでいた時に助けて下さった言葉や、お祈りの言葉を思い出して、私も同じように、悩んでいる人に、神様の御力で支えられる人になりたいと思います。

 私の力は弱いですが、イエス様が素敵な香りを放って一緒に伝道して下さいますので、イエス様の心を大切にして、同じ心になって伝道していきたいと思います。

 私は、新しいホームページの作成に関わっていますが、これまでホームページを守って来て下さった方々の思いを大切に受け継いでいきたいと思います。そして、明るく、神様と金沢教会を紹介できるようにホームページを素敵にしていきたいと思います。

 様々な新しいアイデアで、未来に大きな夢をもって、日本だけでなく、世界の人々に、イエス様の素敵な香りを広げて、たくさんの人たちが幸せになってほしいと思います。K.Y

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あなたがたの思い煩いを、
いっさい神に委ねなさい。
神があなたがたのことを
心配してくださるからです。
(ペテロの手紙 第一 5章7節)


 ←入院中の病室からの景色

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慰められる場所です

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毎週日曜日

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​小礼拝堂でお待ちしています。

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